デジタルタコグラフについて知ろう

デジタルタコグラフとは自動車の速度や走行時間、走行距離などの運転情報をメモリーカードなどデジタル媒体に記録する機器のことです。

運行記録針とも呼ばれており、記録紙に描画されるグラフから運行情報を読み取っていた従来のアナログ式のものから発展した計器です。ここで使用されるタコ(tacho)とは、ギリシア語で速度を意味する単語です。元々はエンジンや電動機・発動機などの、軸回転が中核を担う機器に装備されるメーターであり操作者が現在の回転数を把握するのに用いられます。デジタルタコグラフの主な特徴として、運転中の速度や走行時間・距離などのデータを正確かつリアルタイムに記録できる点が挙げられます。また機種によってはこういった運行データの他に、位置情報や本来の用途であるエンジンの回転数も把握可能です。

運行データはパソコンと専用ソフトによって、簡単かつスピーディに分析することができます。記録されたデータに基づき、運転日報や乗務記録などの作成も容易です。これにより事務作業のコストカットはもちろん、業務の効率化の提案などさまざまな改善策をまとめることもできます。さらにはデジタルタコグラフを装備することにより、安全運転への意識が高まります。

急加速や急減速、無駄なアイドリングや危険運転を全て機器が透明化するためです。多くの事業用自動車に対してデジタルタコグラフの搭載が義務化されており、これによってドライバーの労働環境の改善にも貢献しています。走行時間や距離が正確に記録されることにより、不当な残業や違法な長時間労働の証明も容易だからです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *